メドベージェフが今季勝利数最多選手の63勝
男子プロテニスのATPツアーは2021年シーズンが終了しましたね。今季の通算勝利数や各サーフェスで最多勝利をあげた選手が確定しました。マッチ勝利数では、メドベージェフを中心に60試合以上戦った選手らが上位を占める結果になっています。
今シーズン前半は出場大会を絞りながらも全豪オープンや全仏オープン、ウィンブルドンを制したジョコビッチが圧倒していなす。全豪オープンではメドベージェフ、全仏オープンではチチパス、ウィンブルドンではベレッティーニを決勝で破っているので当然の結果ですよね。
後半戦、7月末から開催された東京オリンピックでは準決勝でジョコビッチを下したズベレフが金メダルを獲得。ズベレフは今季「ATPマスターズ1000」2大会と最終戦のNitto ATPファイナルズを含む6大会を優勝しています。
そして9月の全米オープンではメドベージェフが全豪オープンのリベンジを果たし、ジョコビッチを破って四大大会初のタイトルを獲得。今シーズンは4大会のトロフィーを手にし、マッチ勝利数は最多の63勝となっています。
今季、ハードコートではメドベージェフが51勝でトップを取ったものの、クレーコートでは4つの大会を制したルードが28勝をあげ1位を獲得。
そして芝コートでは、ベレッティーニが11勝1敗でトップ。唯一の敗戦はウィンブルドン決勝のジョコビッチ戦です。また、ジョコビッチはウィンブルドンにしか出場しなかったため勝利数上位には入らなかったものの、今季の芝コートシーズンでは7勝0敗と1度負けなしです。
コート別で勝利数を見てみると面白い結果が見られますね。